2017年7月20日木曜日

日曜美術館 幻の青磁 千年の謎 皇帝徽宗が造らせた汝窯 世界90余の現存 感想


『日曜美術館』
 NHK Eテレ(教育)

 毎週日曜 09:00~10:00 放送
 翌週日曜 20:00~21:00 再放送

 2017年02月12日放送
「幻の青磁 千年の謎」

【出演】

【司会】
 井浦新 (俳優/ものづくり集団
『ELNEST CREATIVE ACTIVITY』
 ディレクター)

 伊東敏恵 (語り兼務/
 NHKアナウンサー)

【ゲスト】
 杉本博司
 (現代美術作家)

 出川哲朗
 (大阪市立東洋陶磁美術館 館長)




――東京国立博物館に直径 17センチの小さな器が展示されています。千年ほど前に造られた

中国、汝窯(じょよう)青磁。
世界に 90点余りしかありません。

この器を手に入れたのは作家の川端康成でした。川端康成は全集の口絵に器の写真を載せ

品格と沈美を兼ね備えたこの青磁を大切にしていると、書き記しました。さらに2012年、世界中の

バイヤーが集まる香港のオークションで、日本人が出品した汝窯青磁が、落札されました。

価格は 23億円。

台湾のコレクターの手に渡りました。汝窯青磁を特徴づけるのは形のシンプルさと、淡い青の色あい。

さらには
潤いを秘めた艶のある質感です。

古美術商 川島公之
「ほんとうに他愛のない皿にみえるんですよ。よくよくみると、懇切丁寧に繊細に造られている。

品格っていうんですかね。
非常にそれが滲みでている」

美術評論家 清水穣
「1つの色なのに沢山の色が含み込んでいるっていう、そういう複雑さ。光を内に包み込んでいるようだっていう。

なんというすごい
美意識だろうと思いますけど…」




【感想】
陶器は苦手ジャンルだけど、食わず嫌いせず、書くことにした。釉薬(ゆうやく、うわぐすり)の

成分の科学的研究がすすめば、簡単に再現することが可能になる日がくるかもしれません。

陶器のプレートに何千枚とテストしてコンピュータ分析していくと復元可能になる日も近いかも

しれませんね。うーん、人工知能が名品を焼く日が、くるのかも? 色あいや絵づけは勉強に

なるので、磁器の展覧会があれば食わず嫌いせずに足を運びたい。「単純なものこそ美しい」

という天才物理学者アインシュタイン(1879―1955)の言葉通りの名品、いつかこの手で生んで

みたい! しかし、余りに夢中になって国が滅んでしまうとは…ですが、21世紀になっても重宝

される宝な訳ですから勝利したとも言えます。国も何もかも、いずれ消える訳ですからね――

工房の様子をみていると、それなりのコストはかかりそうな気がしてきました。窯の燃料代とか

釉薬(ゆうやく、うわぐすり)材料の購入しか、個人で窯をひらくのは本当に大変そうですね。

小さなことから
こつこつとアートしたい。

東間 陽一 Yoichi Azuma




【感想】
ここに来てまたしても、川端康成とは! 作家として有名な川端康成ですが、相当の審美眼の

持主だったようですね。弟子・三島由紀夫の、日本が生んだ戦後最大の評論家としての側面

が余り知られていないように、師・川端の、美術コレクターとしての社会的認知度はまだまだ

なのでしょうか? 弟子もスゴいし…川端先生、とても通な方だったんですね。三島作品のほう

が読んでるけど。5月鑑賞した川端康成展の図録を時折ながめ、文豪と心の対話をしている。

よみかけの 『新文章讀本』
再開しよう。

Writer Miyu



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