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特別展 「東山魁夷 自然と人、そして町」 青の画家 九州国立博物館 感想


月1博多で、前々から
パンフレットで知っていた…



東山魁夷展。相方(ブログ運営みゆ)は興味なしと踏んでいましたが、ぜひ観たいとの事なので同伴で、Let's 博多♪

平日に関わらず大入り。中高年の方が多かったです。東山魁夷先生の素晴らしさを知る若い人は、少ないのかも。

そういう僕も、これ程集まった回顧展に来たのは初めて。旅行大好きな僕にとって、風景画は身近なテーマですが

写真データは溜まるだけで、余り活用できてないのが実情(汗) 一流の画家は、写真など使わないでしょうが。

どれも素晴らしい作品ばかり
でしたが、やはり――

唐招提寺御影堂障壁画

「日本の海 静と動」
 濤声(とうせい)

が圧巻でした。連日の猛暑と仕事で寝不足気味でしたが…この場所だけ、清々しい空気で満ち溢れていました。

おじさまの、お〇らで
清々しい空気が台無し

…でしたが (T_T)



こんな素晴らしい作品を本当に、襖として使用しているのか? 傷が入る心配があり、とても使えそうにない。

圧倒的パワーと繊細さが同居、とてもこんな作品を自分は生めないと思ってしまう程の、素晴らしさでした。

風景画は極めると、実際の風景をアレンジできる。自由に描いていいのだが、未だそのレベルに達していない。

絵画は、一生できる趣味。その道で食べていけるかは別問題ですが、趣味レベルと言われてもいいので

淡々と描いていきたいと実感する展覧会でした。行けばお釣りがくる展覧会。ぜひ、みんなで行きましょう (`・ω・´)キリッ




――今ふと思ったのですが。九州国立博物館には本のある資料室がなく、それが少し、残念ではあります。

体験できる展示室があるので、それが代わりでしょうか。子どもに向けて教える場合は、沢山の本よりも、体感できる方が

1番なのかも知れない。今年はVR元年。もしかしたら未来の博物館では、VR体感できる展示室もできるかも。

夢中になっている内に財布でも掏られそうですが(汗) 九州国立博物館、今年の残りの目玉はこれ ↓

特別展
「京都 高山寺と明恵上人
 特別公開 鳥獣戯画」

漫画の神様・手塚治虫先生が紹介していたのを憶えているが、何といっても、河合隼雄先生の心の師、明恵上人!

恐らく世界で初めて、無意識の世界に目をむけ、「夢日記」を生涯書き続けた高僧です。死後の世界もあると思っているので

肉体は滅んでも、魂の旅は永遠に続く。
人生短し、数多の美にふれたい。

東間 陽一 Yoichi Azuma


(2018.04.18 更新)



【関連展覧会】
 特別展
「東山魁夷 自然と人、そして町」
 2016年07月16日(土)
―2016年08月28日(日)

 ※月曜休館
 07月18日(月・祝)
 08月15日(月)は開館
 07月19日(火)は休館



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