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日曜美術館 利休の志を受け継ぐ 樂家450年、茶碗の宇宙 樂吉左衞門 感想


『日曜美術館』
 NHK Eテレ(教育)

 毎週日曜 09:00~10:00 放送
 翌週日曜 20:00~21:00 再放送

 2017年01月15日放送
「利休の志を受け継ぐ
 樂家450年
 茶碗(わん)の宇宙」

【司会】
 井浦新 (俳優/ものづくり集団
『ELNEST CREATIVE ACTIVITY』
 ディレクター)

 伊東敏恵 (語り兼務/
 NHKアナウンサー)

【ゲスト】
 樂吉左衞門 (陶芸家)
 鴻池朋子 (美術家)
 樂篤人 (陶芸家)




――450年もの間、その家はいにしえの方法で茶碗をつくり続けてきました。代々1人の男だけに託す、一子相伝。

樂 吉左衞門
「よっしゃ、熱くなってきたぞ」

息子
「いきます」

――父に見守られ
息子は火に向かいます。

樂 吉左衞門
「何やこれ、想像とちょっと違うな。ここが割れてるのが気になる…もうちょい。まあ、失敗が次に繋がるとはそういう事だ」

――樂家15代、樂吉左衞門(らく・きちざえもん=67)。茶碗をてがけて 40年。色も形も斬新な

茶碗で世界を驚かせてきました。樂家の一子相伝は、代々の技や型をそのまま受け継ぐ事ではないといいます。

樂 吉左衞門
「僕みたいにこんな激しい事をし始めたのは、教えて貰ってできる事ではないし、お家芸じゃない。

これは生きている事の証しみたいなもんだから、やっぱり、自分でこうなってしまっているんですね」

――樂家には長い歴史があります。祖先を辿ると、1人の陶工に辿りつきます。茶の湯の大成者

千利休からの依頼を受け
茶碗をつくった男
長次郎。




【感想】
450年も家が続いているのは、本当にすごい事です。自分の家の古い記録は、あまりないので

うっすらとしか分からない事が多いですね。家はだいたい、7代は消えてしまうといった法則を

聞いた事があります。血筋には興味がないので、スタジオが立派に存続していく事が当面の

課題です。まだまだ若いせいか陶器にあまり興味が湧きません。出光美術館とか少し回った

事があるけど、まだ、ピンときてない部分が大きいです。西洋美術はだいたい一通り、知識は

得たので、今後は日本美術を勉強する積りです。日本の美意識の1つ、千利休の 「わび・さび

(佗・寂)」 がまだまだ分からないので子どもです。その時はピンとこなくとも、陶器や日本画を

鑑賞して行かないといけないと、円山応挙の展覧会をみて思うところがありました。安土桃山

時代は力作が多いので、積極的にみて回りたいものです。つくってる所をみると…きつそう…

熱風との格闘でしょう。1つ1つ丁寧につくっているので、高価なのは頷けます。僕も、立派な

芸術品が創れるよう
精進あるのみです。

東間 陽一 Yoichi Azuma



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