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NHK 日曜美術館 日美40年記念 特別アンコール 司馬遼太郎 番組感想


『日曜美術館』 NHK Eテレ
 井浦新、伊東敏恵(司会)

毎週日曜 09:00~10:00 放送
翌週日曜 20:00~21:00 再放送

日美40年記念 特別アンコール
「私と八木一夫
 作家 司馬遼太郎」

2015年6月14日 放送
2015年6月21日よる 再放送

【VTR出演】
八木一夫(陶芸家)
司馬遼太郎(作家)

西橋正泰
(元 NHKアナウンス室次長)


井浦 新
「日曜美術館です」

伊東 敏恵
「この日曜美術館、1976年に放送が始まりまして、今年 40年目を迎えました。

それを記念して今回は、あの司馬遼太郎さんが八木一夫さんの世界を語った番組を、特別アンコールとして放送致します。

放送されたのが 34年前
1981年の事です」

井浦 新
「司馬遼太郎さんと言えばもう、やはり歴史ですよね。僕もたくさん本を読んで、歴史を知るきっかけを頂いた方ですけれども。

『日曜美術館』 の面白さの1つの中に、美術以外の分野のプロフェッショナルの方が、作家や作品を語って頂くという

そこはひとつ、醍醐味でもあるなと
感じているんですけども」

伊東 敏恵
「さあ、それでは
 どうぞじっくりと御覧ください」

(以下インタビュー)


――素焼パイプ 『風位』。

西橋 正泰
「戦後まもない京都に、およそ伝統のある古い都には似つかわしくない、奇妙な焼き物が現れた。

人はそれを、『オブジェ焼き』 と呼んだ。オブジェ焼きとは、焼き物から実用的な機能と形態をすべて剥ぎ取られ

まさに、物として其処に在るほか在りようのない焼き物であった。そのオブジェ焼きの創始者が、八木一夫である」

八木 一夫
「焼き物つくりの現実から言いますとね、なんぼ新しい今日の物を拵(こしら)えようちゅうたって、ろくろで作ったら

みんな、真の丸ぅなりますしね」

雲の記憶――


陶芸家
八木 一夫
(やぎ・かずお
 1918―79)

作家
司馬 遼太郎
(しば・りょうたろう
 1923―96年)


【感想】
八木一夫さんのお話は短大で習ったような記憶が少しあります。器からオブジェへと変化した後はよく分かりませんが

伝統の技から離れ、現代アートを焼き物で表現したのは面白かった。お恥しながら、司馬遼太郎さんの作品は未読。

いつかは…と思うのだが、読んでない本が少しずつ溜まっている。文庫サイズでも読むのが随分遅くなったように感じる。

もう歳かな? ネット活字を読み過ぎて、本に目がいかなくなったかも知れん。

文字・画像・動画が氾濫している時代ですからねぇ。メールやネットバンクを使うので、今更ネットなしに出来ないのが

残念ですが仕方ありません。スマートフォンでもネットバンキング出来ますが、セキュリティがまだまだ緩く(汗)

お店の無料充電にさすだけで情報が盗まれた話も聞きますからね。落として失くした時も、怖いものがあります。

ネット銀行からプライベートなメールのやり取りもすべて盗まれる訳ですから。ネットがない時代の司馬遼太郎さんが

ちょっと羨ましいような気も。現在生きていらっしゃったら、電子書籍を読み漁っているのではと思いますが。

人生、全てが学び。
東間 陽一 Yoichi Azuma



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