2013年11月7日木曜日

珠玉の名作ミトン ロシアのコマ撮りアニメ キュート毛糸人形 ほのぼの音楽 感想


本文にはアニメの内容が含まれます。
ネタバレNGの方はご注意下さい。

『ミトン』
1967年製作(ソ連)

1967年
アヌシー国際アニメーション映画祭
第一等賞受賞

1968年
モスクワ国際映画祭 銀賞受賞

1972年
ヒホン国際児童映画祭
グランプリ受賞


【原題】
 MITTEN

【監督】
 ロマン・カチャーノフ

【脚本】
 ジャンナ・ヴィッテンゾン

【美術】
 レオニード・シュワルツマン

【製作】
 ソユーズムリトフィルム



文豪トルストイを生んだロシアの
コマ撮り人形アニメ

毛糸を使った人形のコマ撮りアニメ、『ミトン』。キュートでほのぼのした音楽が全編を包み込むような名作アニメです。

ロシアの文化と言えば、文豪トルストイ以来、余りパッとしないイメージがありましたが。まだまだアニメとして

世界市場に打って出るだけの作り手はいる! と思わせる、コマ撮りアニメ。殺伐としたこの世界に純粋無垢な

「愛」 の存在を再確認させる作品! 『ミトン』 の発表年数は何と、1967年。46年前に作られたコマ撮りアニメですが

古さを超越した美しさがあります。デジタルのデも無いような時代だから、1枚1枚撮影で、本当に作るのが

大変だったでしょう。デジカメなら失敗しても削除して、無制限に撮影できるのですが、アナログのフィルムは

失敗すれぱ、時間と労力、お金がかかった事でしょう。何時かは、コマ撮りアニメにチャレンジしたいのですが

時間とスペース、資金不足で中々、できません。専用ソフトはネットで簡単に手に入るようですが…現在は

CG開発終了時代に差し掛かった
と言えるでしょう。


インターネット映像時代の台頭
珠玉の名作に学ぶもの

大金さえあれば、理論上なんでも作れます。今を生きる人間だからこそ、この、パソコンはおろか、携帯電話が

無かった時代の空気を感じます。携帯やインターネットが悪用された、殺伐したロクでもない事件ばかり。

80年代アニメを 「YouTube」 で観ていると、アナログの時代もいい所が沢山あります。デジタル技術が

完成したならば、今後の作品に求められているのは、過去の作品を学び直し、そこから何かを吸収する事

ではないでしょうか。天下のディズニーでさえ、アニメ製作部門は、はっきり言って赤字です。インターネットで

映像をみる時代が台頭。アニメやテレビ番組を放送して採算が取れないのならば、別の手法を用いる事が

今、課せられた課題でしょう。『ミトン』 は毛糸の犬と可愛い少女の心温まるストーリーです。このアニメの 24年後

1991年、ソビエト崩壊を迎えます。現在のロシアが、どんなアニメを作っているか全くわかりませんが――

このような素晴らしい珠玉の
アニメが再び生まれる事を
期待しています。

東間 陽一 Yoichi Azuma









毛糸人形のコマ撮りアニメ
珠玉の名作☆ ミトン


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